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HGU-55/P

HGU-55/Pは1980年代にアメリカ空軍及び海軍の固定翼機で多く使用されたフライトヘルメットである。それまでのアメリカ海軍及び空軍は個別のヘルメットを使用していたが装備の統合を目的として同ヘルメットが採用された。HGU55はそれまでのフライトヘルメットと比較して遙かに軽量であったがそれまで一般的であったバイザーブロックが撤廃されたことでバイザーの昇降に不満が多く発生しバイザーブロックを増設した改造型などの派生型を生んだ。その後航空部隊ではバイザーブロックの増設された改良型HGU-68に変更されている。アメリカ軍特殊部隊ではこのフライトヘルメットと酸素マスクであるMBU-12等を組み合わせオキシゲン供給用ボンベと接続することで酸素の薄い高々度からの降下作戦に使用した。


HALO、HAHOといった高々度からのパラシュート降下の際には多くのフライトヘルメットと酸素マスク、クラッシュヘルメットなどが利用されているが、HGU-55/Pはその中でもポピュラーな装備の一つといえる。





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